年代別指導法

義心舘の指導の考え方

就学前のお子様への指導

就学前のお子様は一人一人成長過程が大きく異なります。そこで挨拶の仕方や遊びを通して体の動かし方等を行い道場に来ることがお子様にとって楽しくなる事を目標にしています。

   

道場に慣れてきましたら、空手の身体の動かし方を基本を通じて習得していきます。その頃には先輩道場生の真似をしながら段々と同じ動きができるようになります。

            

速いお子様で1か月以内、ゆっくりなお子様でも3か月足らずで形を1つ2つ覚え、組手の形が出来てきます。そうなれば他の道場生と同じように大会出場も出来るようになります。

      

小学生のお子様への指導

小学生は少しずつ体力もついていき、周りとの協調性も大きく飛躍していく時期ですので、道場内いる指導者、先輩、同年代、後輩と共にする練習は非常に学びが多いものになります。

また、練習でも出来ることが増え、出来ない事に挑戦する楽しさ、出来ることへの喜び、美しい所作等、将来に向けた進む力を養っていきます。

     

道場に来られるお子様の中で小学生からスタートされる方が一番多いです。

      
     

中学生、高校生への指導

中学生は筋力も付きやすくなり、自分で練習の意味を考えて動けるようになってきます。中学生から始められた方でも考えて練習する事により飛躍的に伸びます。また高校生になっても空手を続けるお子様には空手部のある高校のご協力をへて練習に参加させて頂くことも出来ます。

   

高校生は体力、精神力、考える力が一番伸びる時期で、同じ練習をしていても一気に上達することができます。また協力大学への練習参加も出来ますので、将来の人生設計にも役立ちます。

        

大学生、一般道場生への指導

大学生は社会に出る一歩手前です。この時期に道場での様々な年代の方々と接することにより社会に出てからの接し方を学ぶことも出来ます。また実業団との繋がりもありますので色々な情報も掴むことができます。初段以上は履歴書の資格欄にも空手道初段と記載でき、就職の際にも役に立ちます。

一般から始められる方で一番多いのはお子様と一緒に練習したいという考えの方です。お子様がされている練習がいかに難しいかを知ることで親として成長できたとおっしゃる方も多くおられます。義心舘大会では家族団体戦があり共に練習の成果を発揮できる場がありくやしさ、喜びを共有できます。

      
    

シニア世代道場生への指導

シニア世代の方で始められる多くの方はお孫様と共にという方が多いです。同じ趣味を持つことで話の幅が広がります。また健康寿命を延ばす秘訣は足腰の強化というお話がありますが、空手の練習は足腰の鍛錬が主流です。指導者の中には老人ホームでの指導経験者もいますので色々な相談ができます。